松田と若菜は出版社に到着した。


多少時間がおした為、十二時を回ってしまい、すでに曽根と有吉は資料室で談笑をしていた。



「ああ、おはよう」


気がついた曽根が声をかけてくる。


「おはようございます」


若菜は笑顔で答えた。