「私に出来ることがあったら何でも言ってください」



「有り難う恵理子ちゃん。でも今は、喪服の用意だけしたら、すぐに美知のところに行ってやらないと」



「そうですね。でもオバさん寝てないんじゃないんですか?」



「ええ、寝てないけど、眠くなんてなるわけないわ」



「そうですか……」



「じゃあ私も一旦帰って黒い服に着替えてから、すぐに行きます」


恵理子もすぐに美知のところに行ってやりたくなった。