「少年ライト編集部の富永です。同じく曽根と、こちらが漫画家の秋吉先生です」



(へぇ~富永さんっていうのか)


「どうも、歴史探訪の旅で、ルポライターをやってます松田です」


松田は三人に愛想笑いで挨拶をする。



「初めまして曽根です」


「どうも秋吉です」


簡単な挨拶と名刺交換で、ガタイの良いのが曽根尚人、インテリ眼鏡というニックネームがピッタリ似合いそうなのが、漫画家の秋吉大吉、

そしてかねてからお近づきになりたいと思っていた女性が、富永若菜と判明した。