学校に着き、教室の戸を開けて、席に着く。

私の机の上には、死ね、消えろの文字がたくさん…。

「どうして…!?」

机を見て、声を失った私に、真由子を始めとしたクラスメイトがクスクスと笑う。

「おい、あれ見ろよー。」
「辺見のやつ、そうとう悔しがってる。」