私は、いじめだけがこの世でどうしても許せなかった。

「月那ちゃん…ごめんね、私が会長なのに、クラスでいじめがあることに気づけなくて…。」
「梓音ちゃんのせいじゃないよ。」
「月那ちゃん、また何かされたら私に言ってね。私さ…いじめだけは許せないんだ。クラス内のいじめなんて特に最低。誰がこそこそとやってるのか知らないけどさ。」
「うん。」

私は、クラスのいじめを止めようと立ち向かうことにした。