朝ごはんのときも、歯磨きのときも、

着替えのときも。凛の顔を見るたびに



《ただの幼馴染》と自分に言いつけた。


じゃないと・・・。凛が彼女になったら


嬉しいけど、関係が壊れるのは絶対嫌だ





「ちょっと悠ちゃん。」


「わっ!!びびった~。」


「さっきからなんなの?話聞いてる?」


「え?あ、ゴメン。」


「も~。今日彼方君たちとカラオケ

 行くんだけど、悠ちゃんもいく?」


「は?」



今コイツ・・・。