-ドクンッ-


凛に聴こえるんじゃないかってくらいに


俺の心臓は高鳴った。





俺・・・・



「悠ちゃん?」




気付いたよ。




「ねぇ、悠ちゃんってば」




俺は・・・・



「悠ちゃん!」



ぎゅっと凛を抱きしめて、

心の中で呟いた。