志望校に入学した春。
俺は順風満帆に高校生活を送っていた。
前期が終わって夏休みに入るまでは、確かに男子高校生だった。
放課後になれば友達とゲーセン行ったり、週末には彼女とデートするなど、まさに充実した高校生活を楽しんでいた。
そう、身体にある異変が起きるまでは……。
♪└|∵|┐♪└|∵|┘♪┌|∵|┘♪
「楓ー、いつまで寝てんの!?」
朝のまどろみの中、階下から母さんの怒鳴り声が響く。
冷房が効いた部屋で気持ちよく寝ていたところだった。
まだ気落ちしているところを、そっとしておいて欲しい。
「かえ!!」
俺は順風満帆に高校生活を送っていた。
前期が終わって夏休みに入るまでは、確かに男子高校生だった。
放課後になれば友達とゲーセン行ったり、週末には彼女とデートするなど、まさに充実した高校生活を楽しんでいた。
そう、身体にある異変が起きるまでは……。
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「楓ー、いつまで寝てんの!?」
朝のまどろみの中、階下から母さんの怒鳴り声が響く。
冷房が効いた部屋で気持ちよく寝ていたところだった。
まだ気落ちしているところを、そっとしておいて欲しい。
「かえ!!」