「もし、天使がいたら私を天国に連れて行って欲しい」
そう言いながら私は屋上から飛び降りた
今までの記憶が思い出す
'さよなら、悲しみも苦しみも'
そう思った瞬間、温もりが私を包むのを感じた
でも、そのまま私は気を失った


今、私の目には青い空と綺麗な花々が見える
'私、死ななかったの?でもきっと屋上から落ちたのに…
もしかして、ここは天国?良かった。最後の願いは叶ったね。本当に良かった。天使様、ありがとうございます。'
と思った瞬間、私は目が覚めた
私は真っ白なベッドに横たわっていた
「ゆ、夢だったの?ちょ、ちょっときっと私、屋上から落ちたのに。どうて死ななかったの?」

私は周りを目回した。アイボリーの天井、白い本棚、ブラウンのデスク、その上にはノートパソコンと何冊の本があった。
「すごくシンプルだね。男の部屋なのかな?
いやいや、それが問題じゃない!とにかく一体とこなの?」
その時、金髪の男が部屋に入ってきた