それから どのくらい経ったか分からないけれど・・・・


「ったく・・・・」

そう呆れた様に
私の顔を覗きこむ
輝樹の姿が目の前にある。


そして、その姿に
驚く 同級生の女の子達・・


あー・・・

輝樹の事

おっさんって・・・・

気持ち悪い男だと思われてたんだっけ・・・

残念でしたー


お金目当てで結婚したんじゃないし。


好きだから・・・・


離れたくなかったから

結婚したんだし。



「輝樹・・・?」

「どうした?具合わりぃのか?」

「キスして?」

「おまっ!?ここ店だっつーの」

「知ってる。」


別に、見られて困るもんじゃないもん。

輝樹は

おっさんじゃないもん・・・