私はイライラMAXだった。


もういっそのことこいつらと写真撮ってさっさと逃げるか?


そう思い始めた私は抵抗するのをやめた。


「お!やーっとその気になってくれた〜」

「さっさと撮ろうぜ!」


そう言って男達は私の肩に手を掛けたりしていた。


もうやだ。


やばい…泣きそう。


涙が堪え切れそうになくなったその時。


「困るなぁ」


と女達の悲鳴に混じって1人の声が確かに聞こえた。