目覚めたら。そこに、君がいた。 「キスしちゃうよ?」 君の一言一言が。 「せんぱいってさ俺のこと好きなんじゃないの?」 あたしの心臓をうるさくさせる。 「寂しいって…って言ったから」 君はとても悲しそうに、せつなそうに呟いた。 あの日から。2人の甘くてせつない恋物語がはじまる 高校最後のあの夏の日。