「かなたぁ!!!!!!!!!!」









そう、その開かれたドアの前には…










赤鬼。


いや、赤鬼の顔になった
私のお母さん…


さっきまで、閉じそうになっていた瞼が見開く。







「ヒィィィィィ!!!」

とにかく怖い。


「あら?起きてるの…?


        珍しいわね。」




…おうふ。

よかった…。一安心。




「う、うん…。」