「ルナ、そんな事しても無駄よ♪」




そう言ってあたしの布団を思いっきり剥ぐ莉麻はもはや般若そのものだった。





「さあ、学校へ行く支度をしましょ⁇」




あたしを学校に何としてでも行かせようとしている幼馴染をみて反抗しようとする。





「や、ヤダヤダ〜!!!絶対に行かないっ‼」





莉麻から逃げようとするも、しっかり腕を掴まれていて逃げれない。





「ルナ、昨日あたし言ったよね?」




そう言う莉麻の声が恐ろしい程低くて反論なんて出来ない。





うう、莉麻はやっぱり怒らすと怖いよぉ。





それからは反抗せずに莉麻にされるがままでいた。





ーーーガチャ‼





「おっはよ〜‼あ、瑠奈がいるなんて珍しい!!!」




お姉ちゃんが勢いよく部屋に入ってくる。





「璃菜さんおはようございます♡」