「やっぱりってなんだよ」 瑠奈に少し問い詰める様に聞くと、首を傾げながら話し出す。 「何でって……勘⁇なんか今朝見たときに胡散臭かったから」 ……すごいな、あんなに離れてたのに。 少し見ただけで見抜くとか絶対にないと思ってたのに。 「それに、みーんな言ってるじゃない。王子様〜って」 瑠奈に他の女達に言われてる様に言われて更にイラついてきた。