「………そろそろ帰るか⁇」
「え、もうそんな時間⁇」
ケータイで時間を確認すると、18:00。
「帰ろっか」
「だな」
教室に戻ると、美那達は帰ったようで誰も居なくなっていた。
2人で学校を出ていつもの様に歩く。
「………ねー逸輝??」
「何だよ」
「何でもなーい」
「………なんだそりゃ」
「何となく呼んでみただけー」
なんか幸せだな〜って思ったの。
逸輝にはまだ私の仕事の事は言えないけどね。
でも、きっと近いうちに言えるようになるはずだから。
「だから、それまで待っててね??」
「………何を??」
不思議そうにしてる逸輝に笑って。
「………ふふふ、内緒♪」