「……どうゆうこと⁇」
「……どういうことでしょう⁇」
莉麻の呟きに返すと、みんなの後ろに居たあたしの方を一斉に振り返った。
「……みんなおはよう♪」
あたしが笑顔で言うと。
「……は⁇……え、⁇」
「……だ、誰……⁇」
5人は口々にそんな事を言った。
「……誰って酷いなぁ。折角元気になったのに」
「……え、だって……瑠奈……⁇」
信じられないって顔して莉麻に言われる。
「そうだよ⁇何、もしかして顔忘れちゃった⁇」
笑いながらそう言うと。
「「「……え、ええええ⁉︎」」」
……みんな息ぴったり。
「……だって、熱……」
「熱はもう下がったよ⁇そうじゃなきゃ学校来れないし」
莉麻に笑って返すと。
ーーガバッ!!!
莉麻に抱き着かれた。
「瑠奈ぁ〜!!!」
抱き着かれたのは嬉しいんだけど、力が強くてちょっと苦しい。
「……莉麻、苦しいよ」
「あ、ごめん‼︎」
離してくれた莉麻に笑って。