「何言ってんの?それはお前の都合がよすぎないか?」




そうは言われても嫌なものは嫌だ‼





「そんなにバラされたくない⁇」




もちろんですよとコクコク頷く。





「俺の言う事なんでも聞くならバラさないでやるよ」




……何だって⁉こいつなんて言った⁇





………なんでも言う事聞くだって⁉





「どうする⁇」




そう聞かれて気がつく。





知らない間にあたしは壁とこの男に挟まれる様な体制になっていた。




「そんなの嫌に決まってるでしょ⁉」




「じゃあ、バラす」




「う………それは嫌だ」



「じゃ言う事聞く⁇」




絶対こいつ面白がってる……!




「うう………」




「選択権はお前にない」




「………はい」