「た、ただいま〜………」




「「………あ、おかえりー!!!」」




あたしが部屋に戻ると、寝ないで待っていてくれたのか。





莉麻と美那が起きていて出迎えてくれた。





「どうだった⁇楽しかった⁇」




「………楽しかったよ♪いつもの様に言い合いはしたけど」




「また言い合いしたの⁉……ホント夏野くんに言い返せるのって、瑠奈くらいよね」




「あ、あとね‼星がすっごく綺麗だったよ〜!!!」




「星⁉そんなのみてたの⁇」




「うん♪流れ星までみえて、逸輝とお願いしてきちゃった☆」




「………………楽しそうで良かったわ」




……………あれ⁉





なんだろう、莉麻と美那に哀れむ様な視線を向けられてる。





「……夏野くん、よく我慢出来たよね。あたしが海斗と居たら、こんなのじゃ済まないのに」




「いや、あたし達もそうよ⁇ただ単に、瑠奈がこんな感じだから……」




「瑠奈を想って何もしなかったのね……。海斗にも夏野くんを見習って欲しい」




「………ねぇ〜、何の話ししてるの⁇逸輝とか海斗くんとかの名前出てるけど」




「「…………何でもない…………」」