あ、そっか。デートになるのか‼





そう言われると凄く恥ずかしくなって。





そして、とてつもなく緊張してしまう。





でも、何だかとっても嬉しくて、楽しみになる。





早く明日にならないかな〜⁇





なんて考えて居ると。





「今日みたいに可愛い服装で来いよ⁇」




突然、思い出した様に言う逸輝にあたしは顔が熱くなってしまう。





「………////なっ⁉……い、逸輝の馬鹿‼」




思わず、暴言を言うけど。





「今日の洋服着た瑠奈、めちゃくちゃ可愛かった」




「………な、あ、う、………」




「だから、明日も今日みたいに可愛い瑠奈がみたいな〜」




「あ、う、えっと………」




「楽しみにしてるよ⁇瑠奈ちゃん♪」




「………い、逸輝の意地悪〜!!!」




そんな事を言いつつも、笑顔で。





逸輝と少し言い合いをしながら手を繋いでホテルへと歩く。





………さっき、あたしがしたお願いは。





『莉麻と悠斗くんと、美那と海斗くん。そして大好きな逸輝とこれからも一緒にみんなで笑い合って過ごせます様に』





………っていうお願い。





どうか流れ星さん。





あたしのこのお願いを叶えて下さい。





あたしは逸輝とホテルへと戻りながら、星空にそう祈った。