なんで⁇何処に保存したの本当に‼





「………無いんだけど。本当に何処に入れたの⁉」




「探してもないんなら無いんじゃない⁇」




………もういいや、諦めよう。





ため息をついてあたしは探すのを諦めた。





逸輝が撮った写真を何処に保存したのかあたしが知るのはもう少し後の事。





そして、あたしの様子を見て逸輝が笑っていた事も知らない。





「……さて、そろそろ戻ってやるか」




「そうだね、流石に戻ってあげないとね」




逸輝と2人でさっきの場所に戻ると丁度みんな動き出したみたい。





うん。この様子だとバレない‼





「そろそろ、他のとこに行こっか」




「もう次に行かないと全部コース周れなさそうだしね」




こんな調子で午前中はどうにか回って過ごした。





お昼を食べた後。





「えーっと次は………」




「確か、神社だったよ⁇」