「………ちょっと待ってなさいよ。あと少しで出来るんだから」
「………瑠奈、ちゃんとあたし達が瑠奈の服は片付けるから安心して⁇」
そう2人に言われて待つ事数分後。
「…………よしっ‼」
「………うん♪コレなら一発でしょ‼」
莉麻と美那は満足そうに頷くとあたしにソレを渡してきた。
「はいっ‼コレで明日は行くのよ♪」
「………え⁇こ、コレであたし明日の班行動するの?」
「うん、そうだよ⁇」
………え、ちょっと。
美那にそんなの当たり前でしょ⁇という視線を向けられてしまった。
………ん⁇待てよ。
あたしが持って来たのはこの間3人で買ったモノ。
………つまり、もしかして初めからこの為に⁇
「………もしかして、コレはこの為に買ったと⁇」
「……流石瑠奈っ‼よく分かってるじゃない♪」
そんな事ないと思って聞いたのに……‼
まさか始めから企んでたなんて。