「え、なんで⁇」
「瑠奈は莉麻と違ってダメなんでしょ⁇お化けとか。莉麻から聞いたけど、大丈夫なの⁇」
美那にそう言われて思い出す。
そうだった‼莉麻が出発したって事はすぐにあたし達になっちゃうじゃん!!!
なんでそれを忘れてるの‼
…………そう、あたしは莉麻と逆でお化けとかが大の苦手。
苦手って言うか大嫌い。絶対無理。
「うぅ……直ぐに順番来るの忘れてたぁ〜…………」
「ホントに大丈夫なの⁇」
「……が、頑張るもん………‼」
心配そうに聞いてくれる美那に答えるも、声が小さくなった。
それもすごく頼りなさげで、少し震えてしまう。
……明らかにビビってるのが、分かってしまう。
「あ、美那俺たちの番だってよ」
「あ、うん。分かった」
海斗くんと歩いていってしまった。
「瑠奈ちゃん、頑張ってー‼」
「瑠奈、無理したら駄目だからねっ」
と言う言葉を海斗くんとあたしに言ってから。