「なんで、お前のペアが瑠奈ちゃんなんだよ‼」




「……そんな事かよ」




「か、海斗くん落ち着いて‼あたし、逸輝に助けて貰ったの‼」




あたしが海斗くんに説明する。





「……え?そうなの⁉」




「うん、そうだよ」




「でも、何でまた⁇なんかあったの?」




「ペア決めで男の子達に突然一斉に誘われっちゃって、断りたかったんだけど。」




「あんまりにも人数がいて、どうすれば良いのか分からなかったんだろ⁇」




逸輝があたしの補足をしてくれるのに頷いて話を続ける。





「丁度困ってるところに逸輝が来てくれて助けてくれたの」




あたしがそう説明すると、まだ信じられないような半信半疑のようだったけど。





「…………へぇ⁇逸輝がねぇ〜?でも、本当の事みたいだね」




それから、少し6人で話していると。





「あはは‼おもしろ〜い‼……って、あたし達次だ」




そう言った莉麻はテンションがかなり上がってるみたい。