「……プッ」




あたしが必死に話を戻そうとしてるのに、隣からは噴き出すような声が……。





あたしの隣でクスクス笑っているのは、逸輝。





あたしは逸輝を思いっきり睨む。






…………莉麻達に話に入れて貰えなかったんだからしょうがないじゃないのよ‼





……あたしは必死なの‼





「お前あからさま過ぎるだろ……」




そう言いつつなおもクスクス笑う逸輝にあたしはイラっとして言い返す。




「な、なによ!!!別に良いでしょっ⁉」




「だからって必死過ぎだろ瑠奈ちゃん？」




「……う、うるさいっっ!!!」




そんなあたし達の言い合いを見て莉麻と美那はニコニコ笑っている。





…………もういい‼逸輝なんてこの際気にしてられるか‼





あたしは半ばヤケになりながら、2人に尋ねる。





「で、莉麻達が言ってない事って何？教えてよー‼」