「それにしても、瞼が腫れそうね」 「授業も始まっちゃってるし、今からトイレで冷やせば大丈夫じゃない⁇」 「そうだね。瑠奈行ける?」 「うん、もう大丈夫。行こう」 泣くだけ泣いてスッキリしたあたしは、屋上を出てトイレに行く。 トイレでタオルを水で濡らして瞼に当てて冷やす。 あたし達は冷やしながら、3人で授業が終わるまでお喋りしていた。