それから、すぐに莉麻が家に来た。 「瑠奈おはよう、昨日は大丈夫⁇」 「莉麻様おはようございます」 「………」 「瑠奈お嬢様、莉麻様がいらっしゃいましたよ?」 知らない間にあたしは意識を手放していたみたいです。 夏希さんに優しく起こされて莉麻に挨拶する。 「んぅ………あ、おはよう莉麻」 「そろそろ学校に向かわれたらいかがでしょうか」