バレてそうで怖い、けどここでいう訳にはいかない‼ 「何でもいいでしょ?逸輝にわざわざ教える意味ないでしょ」 逸輝からぷいっと顔を背ける。 「フーン………」 それだけ言って、何と無く納得してくれた様な逸輝。 「それよりも、あたしを呼び出したのはなんで⁇」 今日は仕事が無かったから、出来れば買い物に行きたかったのに。 そんな事が言えるはずもなく、心の中で文句を言う。