「遠い県‥?」



ナカはすごく目を見開いた



「‥うん‥。


ごめんねナカ君


いつも6人で居れて楽しかったよ」





「秋‥」





「あのね、
そこにはね自然がたくさんあって空気がいいの


それにね、そのお家が農家なの


息子さんが秋と同い年なんだって


すごく楽しみだよ」




秋の声は震えていた