秋はそんなみんなを見て我慢しきれなかったのか涙を流した


「…幸せだね…」


秋はつぶやくように言う

「なんだよ、急に…」


みんなが困った顔をする


「あのね…みんなに話があるの」




秋は目にたくさんの涙をためて
話し始めた


「奈緒、仁奈子、ナカ君、ミヤ君、みんなにずっと言えなかった事があるの」