俺は立ち上がり秋の近くに行く




秋はずっと下を向いていた


俺は秋の隣に立ち、
騒いでいる3人に気づかれないように静かに声をかける



「なんで泣きそうな顔してんだよ」




秋は顔を横にふる


「…まだ泣かない」



秋の声はもう泣いていた