「ん…」




うっすら目を開けるとそこは、



「よぉ、下僕」




知らない男の腕の中でした。



は?え?




あたりを見回すとそこはまるで
おとぎ話のような黒白を基調とした
シックな部屋だった。



今いるのはモノトーンのキングサイズの
ベッドの中。



おまけに男に抱きしめられている状態。