「ふーん、梨緒…ね」




くるくると指にあたしの髪を巻いて遊ぶ
魔王、否ユウヤ。




あたしの髪は焦げ茶のセミロング。

並の顔にチビ。




まさに普通という感じだ。




そんなあたしがこんなイケメンと
毎日いれるなんて大層なことだ。



「じゃあいっちょ昼からヤる?
お前ってばどこが気持ちいいわけ? 」




太ももに手をすべらせるユウヤ。



今、変態発言普通に言ったよね?



もう、嫌だ…




「やめろ―――っ!」




ドンっとユウヤを力いっぱい押した。




「な…っ」




バランスを崩してベッドから落ちたユウヤ。



……ジ・エンド。