次の日になっても

その次の日になっても

あなたは私に話しかけようとしなかった

私はあなたに無視されるのが怖くて

話しかけなかった

そのまま一週間がたったわ

周りの皆からは

どうしたの?とか

何かあった?とか

色々聞かれたけど

私は弱く笑って

大丈夫と言った

私もこれ以上は我慢できなかった

あなたと話せないと

なにもかも楽しくない

面白くない

だから私はあなたにあげた

ブレスレットをもう一度作って

あなたにあげたわ

そしたらあなたは満面の笑みで

私の名前を呼んで

私が再度あげたブレスレットを

握りしめて顔を赤らめながら

小さくありがとねと言った

私も少し私より小さなあなたの頭を

撫でてごめんねと言った

そしたらあなたはごめんね

と言いそのあと頬を膨らまして

いつかは身長抜かすから

と私に怒ったね

でもそんな事をしたって可愛いだけ

私は思いながら

はいはい

とあなたに返事した