「な…っ、オレだって」


「先輩っ、彩っ!!仲良いのは分かるけどもうやめたら?」


「「良くないわっ!!」」


2人の息ぴったりな叫びにくすっと笑ってしまうと、2人にまた、怒られてしまった。




[陸サイド]


「凛ちゃん、さっきはごめんね?…凛ちゃんの友達と口喧嘩?しちゃって」


まだジンジンと痛む頬を押さえながら、隣を歩いている凛ちゃんに声を掛ける。

「…謝らないでください。先輩と彩の新しい顔を見れて、楽しかったです」