今回は、オレが、幼なじみに勝手に嫉妬して、凛ちゃんに酷いこと言ったせいだから。
あの時みたいに、凛ちゃんのところに行ってもいいのかどうか、分からない。
「…自業自得だろ。お前の」
うっ…
本当のことを言われて思わずたじろぐ。
「まぁ、それは今日1日で嫌っていうほど思い知らされたから分かってはいるんだけど…」
「なら、グズグズしてないでさっさと謝ればいいじゃねぇか」
一樹、いつもはふざけてばっかだけど、こういう時は本当にオレのことを思って言ってくれる。
まぁ、それがトゲトゲした言い方だったりは…するけど。