「お前が校門のとこにいるの、見えたから。どうせ、サボって屋上だと思って、な」



「…そっか」



「…で?何があった?」



いきなり核心をついてくる一樹。



「…一緒にいたくないって言われた」



「は?…ついに振られたか」



「いや。振られてはないと思う、けど。今回のことは全面的にオレが悪い、から…」



本当に振られてもおかしくないよな…



「詳しく話してみ?」



すごく楽しそうな、一樹。



しぶしぶながらも、何かアドバイスが貰えるかも…と、全てを話すと。