そう言われて視線を移すと、そこにはチョコケーキと、フルーツタルトが。
「えっと…凛ちゃんから選んで?」
本当は甘いチョコケーキが食べたいけど、そんなこと言ったら、ダメだよな…
「んーと……あたし、フルーツタルトにしますね」
「本当にっ?!オレ、チョコケーキ食べていいの?!」
子供みたいだっていうのは分かってても。
嬉しくてつい、はしゃいでしまう。
「…先輩がそんなにキラキラした瞳でチョコケーキ見てるのにチョコケーキ選べるわけ、ないですよ」
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