しかし、名乗り出る者はいない。


まあ、予想道理だ。


そこで校長が口を出してきた。


「怒らないから出てこい!」


そう言ってしばらく経つと。


独りの少年が前へ出て言った。


「僕がやりました」


それを聞いた校長と生徒指導はポカーンとしてしまった。

そして生徒指導が言った
「…そうか、お前か!…」

そう言うとその少年を引っ張って生徒指導が集会を後にした。

残された校長はまだポカーンとしている。



…そして集会が終わった。

一番短い集会だった