クラスに戻った委員長は学校の近くに住んでいる。女子のところへ行った。

「あれ?委員長何かよう??」

「そうだ。用があるのだよ。昨日ガラスが割られる音がしただろうか?」

「ガラスねぇ…うん。したよ!あれは12時くらい!すごい音したから覚えてる。」

「ほぉう…その前後にガラスが割れる音は?」

「前後かぁ…分からなかったなぁ」

「そうか。分かった」

「どうかしたの?委員長。」

「いや。何だったかな?」
そう言うとメモ帳を開いた。
そしてそれを持ちながら言った。
「ケンがガラスを実は一枚しか割ってないと言うのだよ」