水川は驚いて変な声をだした

「へっ?」




『へっ?て何だよ(笑)いらないなら返せ』

恥ずかしい……
何か言ってくれ‥








「…先生?」
水川は小さな声で俺を呼んだ。





『お前、夏休み暇そうだから話し相手になってやるよ』
本当は俺がお前と繋がっていたいだけなんだ。

こんな風にしか言えない自分が悔しい。








水川を見ていると今度はニヤついていた。






『お前、キモイ‥何ニヤニヤしてんだよ』

素直だな‥‥お前は。





「えへへ♪先生、ありがとう!」

こんなに喜んで貰えることに俺は、嬉しかった。