「やったー!久々にひよりの作ったご飯が食べられる!」

そう言って喜んでくれる玲ちゃん。

遥も、喜んでくれてるみたいだし、嬉しいな。


「ひよりちゃんの飯ってそんなにうまいの?」

そう玲ちゃんに聞いている井口君。

「かなりね!もう早く食べたい!」

そんなに喜んでくれるならわたしも、腕を振るってしまうよ!


「やばい・・・。おいしすぎる・・・。」

玲ちゃんがわたしの料理を食べて言う。

「まじうまい。」

浜岡君もそう言ってくれる。

嬉しいなぁ。



「はぁー。ごちそーさま!」

玲ちゃんと浜岡君が笑顔でわたしに言ってくれる。

喜んでくれたなら良かった良かった。

みんながわたしの料理で笑顔になってくれてるって思うと、わたしまで笑顔になる。

その後はまた、少しだけ勉強をした。

楽しい時間はあっという間に過ぎていって。

「じゃあねー、ひより。また明日ー」

玲ちゃんがわたしに手を振って帰って行った。

「俺、送るよ。」

「はー!!?いらない!」

井口君と玲ちゃんはケンカをしながら帰っていった。

「じゃあね。ひより。」

「あ、俺も送るよー。」

こちらもまた。