「だーかーらー、遥は浜岡の事が好きなんだよ!ねー、遥」

またまた、ニヤニヤ顔で言う玲ちゃん。

「違うってば」

「はー」とため息をつく遥。

「まぁ、そう言う事にしとこう。」

頷きながら言う玲ちゃん。

「でも、お似合いだよ?浜岡君と遥」

わたしがそう言うと遥は顔を真っ赤にさせた。

「何言ってんのっ!?」

なんか、今日の遥かわいい・・・。


「で、最近どうなのよ。奴とは。」

早く話を変えたかったのか遥がわたしに聞いてきた。

奴って誰?

「あいつよ、鬼瀬。」

わたしの言いたい事が分かったのか遥はそう付け足した。


「あぁ。どうって、普通だよ?」

相変わらず優しいしね。

「キスは?もうしたの?」

興味津々で聞いてくる玲ちゃん。