行きたくないなぁ。病院。
あの薬の匂いがなんとも言えない・・・。
同じ家に住んでるから行ったか行ってないかすぐ分かるよね。
あー・・・だめだ。急に睡魔が襲ってきてしまった。
眠いなぁ。
わたしの瞼が閉じたり開いたりしてるのを見て竜我はフッと笑った。
「忙しい奴だな。殴られたり眠たくなったり」
目を細くして笑う竜我。
最近よく笑うようになったな。
「寝ていいぞ。俺、ここにいるから」
「じゃあ・・・お言葉に甘えまして。」
そう言って横になるわたし。
そこでわたしの意識は途切れた。
目が覚めると手に温かい感触があった。
「起きたか?」
わたしの手を握りながら言う竜我。
ずっと握っててくれたのかな?
そう思うと自然に頬が緩んだ。
「起きてすぐにやけるとかお前、相当やばいな」
怪訝な顔をして言う竜我。
ひどいっすよ、竜我さん。
竜我から香る、鼻をかすめる嫌な匂い。
「竜我?ずっとここにいた?」
下を向いている竜我を覗き込んで言うと竜我は少し目を泳がせて「あぁ」と言った。
「嘘。片平さんたちのところ行ってきたんでしょ!?」
どうして?どうしてそんなことするの?
しかも嘘までついて。
「わたしに隠したいことがあるの?」
あの薬の匂いがなんとも言えない・・・。
同じ家に住んでるから行ったか行ってないかすぐ分かるよね。
あー・・・だめだ。急に睡魔が襲ってきてしまった。
眠いなぁ。
わたしの瞼が閉じたり開いたりしてるのを見て竜我はフッと笑った。
「忙しい奴だな。殴られたり眠たくなったり」
目を細くして笑う竜我。
最近よく笑うようになったな。
「寝ていいぞ。俺、ここにいるから」
「じゃあ・・・お言葉に甘えまして。」
そう言って横になるわたし。
そこでわたしの意識は途切れた。
目が覚めると手に温かい感触があった。
「起きたか?」
わたしの手を握りながら言う竜我。
ずっと握っててくれたのかな?
そう思うと自然に頬が緩んだ。
「起きてすぐにやけるとかお前、相当やばいな」
怪訝な顔をして言う竜我。
ひどいっすよ、竜我さん。
竜我から香る、鼻をかすめる嫌な匂い。
「竜我?ずっとここにいた?」
下を向いている竜我を覗き込んで言うと竜我は少し目を泳がせて「あぁ」と言った。
「嘘。片平さんたちのところ行ってきたんでしょ!?」
どうして?どうしてそんなことするの?
しかも嘘までついて。
「わたしに隠したいことがあるの?」