保健室に着くと先生はいなかった。
「いないな」
困ったように言う竜我。
そしてわたしをゆっくりとベッドに降ろしてくれた。
「ありがとう」
笑って言うと竜我は悲しそうな笑顔を見せた。
「ごめんな。俺のせいで」
わたしの手を握って言う竜我。
そんな、竜我のせいじゃないのに。
言わなきゃ、言わなきゃいけないのに。
どうして涙ばかり出てくるの?
「うっ、うぇ・・・。」
「ごめん。ごめんなひより」
わたしを抱きしめる竜我。
わたしは必死に首を振る。
「俺、ひよりのこと守るから。何があっても守ってやる」
どうして今そんなこと言うのよ。
涙が止まらなくなっちゃうじゃん。
でも竜我の言葉は止まらなくて、「だから」と続けた。
「別れないでくれ」
え・・・?
「別れないよ?」
涙でぐちゃぐちゃの顔で竜我を見上げると竜我はわたしの首元に顔をうずめた。
「竜我はわたしと別れたいの?」
そんなのやだ。
そう思うとまた涙があふれてきた。
「いないな」
困ったように言う竜我。
そしてわたしをゆっくりとベッドに降ろしてくれた。
「ありがとう」
笑って言うと竜我は悲しそうな笑顔を見せた。
「ごめんな。俺のせいで」
わたしの手を握って言う竜我。
そんな、竜我のせいじゃないのに。
言わなきゃ、言わなきゃいけないのに。
どうして涙ばかり出てくるの?
「うっ、うぇ・・・。」
「ごめん。ごめんなひより」
わたしを抱きしめる竜我。
わたしは必死に首を振る。
「俺、ひよりのこと守るから。何があっても守ってやる」
どうして今そんなこと言うのよ。
涙が止まらなくなっちゃうじゃん。
でも竜我の言葉は止まらなくて、「だから」と続けた。
「別れないでくれ」
え・・・?
「別れないよ?」
涙でぐちゃぐちゃの顔で竜我を見上げると竜我はわたしの首元に顔をうずめた。
「竜我はわたしと別れたいの?」
そんなのやだ。
そう思うとまた涙があふれてきた。