…というか。


「そんな話で終わって良いの?今日、俺ずっと付き合うつもりないよ?」


あんまり俺に触れてこないエイトはやっぱり馬鹿だ。
こんなチャンス、俺は二度と作らないぞ。



「…あ、そうだった」


少し赤くなった頬をひきつらせながらエイトは俺を見据えた。



「何で、あんなに強いんダ?」

「鍛えたから」

「いつ?」

「さあ…小学生くらいの時かな」