「ここのマスター良いね。オススメのワイン美味しい」 「あ〜…あのマスター、俺らと繋がりあんダゼ?」 繋がり? 俺がそう問えば、そう、と頷く。 裏社会にいるような悪人顔でもなければ頭が良さそうな裏がある顔にも見えなかったけど。 まあ、エイトが通う辺り、なんら関係があるとは思ったけどね。 素早いみのこなしや、気にならない存在感然り。 分かりにくい場所にあるバー、奥の個室然り。