今日から高校3年生になる。
それはきっと歳を重ねただけであり今までの日常はきっとこのまま続くだろう。
またクラス替えか・・・。別に毎年変えなくてもいいのに。そう思うのは私だけだろうか。
何も変わらないなら変わる必要がない。
掲示板の前に群がる人たちが喜んでいたり悲しんでいたりしてるのを見るとおかしいのは私という現実が目の前に叩きつけられているような気がした。
「えっと・・・」
1組、2組・・・あった、どうやら私は3年2組のようだ。
まぁ今年もいつも通り何もなく静かに過ごしていこう。
自分のクラスを確認すること以外に用事もないからクラスに向かうことにしようかな。
下駄箱で上履きに履き替え自分のクラスに入る、3年生の教室は一階になったので楽になったと思う。
教室に入ると何やら不穏な空気がただよっていた
「あんた私の直人に手出したでしょ」
見ると1人の女子生徒が3人の女子生徒に囲まれていた
元凶はあそこらしい
囲まれている方は胸のあたりまである黒髪を巻いている女の子顔立ちは綺麗な方だろう
あとの3人も似たような雰囲気をしている
「別に、誘ってきたのあっちだし」
朝から元気だなと思いながら自由席だったので窓際の一番後ろに座る
そこで私はこのクラスにもう一人いたことに気付いた
すこし茶色がかかった黒い髪で長さは肩ぐらいまである女の子だった
その女の子はさっきから聞こえる怒声にびっくりしたりしなかったり
「どうせあんたが誘うようなことしたんでしょ!!」
そうしている間にも言い合いはどんどんヒートアップしていっていた。
「だいたいそんなに大好きなら首輪でもつけてずっと監視していればいいじゃない」
まけじと黒髪の女の子も言い返す、というよりは相手をおちょくっているようだった。
とりあえず持ってきた本でも読みながら会話を聞いていようと思う。
「ふざけないで!!この泥棒猫!!」
泥棒猫とかどこの昼ドラだよ
「だから言ったじゃないあっちがどうしてもって言うからって、何度言えば分るのかな」
黒髪の女の子はまったくひるむことなく笑いながら言い返す
強い子だなぁ
「ふざけんなよ!!」
パァン
教室に乾いた音が響いた。ついに女子生徒は手を出してしまったらしい
「いいよ!!もう行こう!!」
そういって他の二人に連れられて女子生徒たちは去って行った。
それはきっと歳を重ねただけであり今までの日常はきっとこのまま続くだろう。
またクラス替えか・・・。別に毎年変えなくてもいいのに。そう思うのは私だけだろうか。
何も変わらないなら変わる必要がない。
掲示板の前に群がる人たちが喜んでいたり悲しんでいたりしてるのを見るとおかしいのは私という現実が目の前に叩きつけられているような気がした。
「えっと・・・」
1組、2組・・・あった、どうやら私は3年2組のようだ。
まぁ今年もいつも通り何もなく静かに過ごしていこう。
自分のクラスを確認すること以外に用事もないからクラスに向かうことにしようかな。
下駄箱で上履きに履き替え自分のクラスに入る、3年生の教室は一階になったので楽になったと思う。
教室に入ると何やら不穏な空気がただよっていた
「あんた私の直人に手出したでしょ」
見ると1人の女子生徒が3人の女子生徒に囲まれていた
元凶はあそこらしい
囲まれている方は胸のあたりまである黒髪を巻いている女の子顔立ちは綺麗な方だろう
あとの3人も似たような雰囲気をしている
「別に、誘ってきたのあっちだし」
朝から元気だなと思いながら自由席だったので窓際の一番後ろに座る
そこで私はこのクラスにもう一人いたことに気付いた
すこし茶色がかかった黒い髪で長さは肩ぐらいまである女の子だった
その女の子はさっきから聞こえる怒声にびっくりしたりしなかったり
「どうせあんたが誘うようなことしたんでしょ!!」
そうしている間にも言い合いはどんどんヒートアップしていっていた。
「だいたいそんなに大好きなら首輪でもつけてずっと監視していればいいじゃない」
まけじと黒髪の女の子も言い返す、というよりは相手をおちょくっているようだった。
とりあえず持ってきた本でも読みながら会話を聞いていようと思う。
「ふざけないで!!この泥棒猫!!」
泥棒猫とかどこの昼ドラだよ
「だから言ったじゃないあっちがどうしてもって言うからって、何度言えば分るのかな」
黒髪の女の子はまったくひるむことなく笑いながら言い返す
強い子だなぁ
「ふざけんなよ!!」
パァン
教室に乾いた音が響いた。ついに女子生徒は手を出してしまったらしい
「いいよ!!もう行こう!!」
そういって他の二人に連れられて女子生徒たちは去って行った。