──翌日。月曜日。


朝、目を覚まして、カレンダーに目をやると、“デート”の文字に笑みがこぼれた。

夢じゃなくて良かった。心の底から思ってしまう。


いつもなら、何となくダルイ仕事始めの月曜日だけど、今日は違う。

クリスマスを楽しみに仕事を頑張れそう。

なんて事思いながら布団から出て、会社に行く支度を始めた。


朝起きてからの時間というのはあっという間に過ぎていく。

あたしがギリギリまで布団の中にいるのが悪いんだけど。

朝食取って、メイクして着替えをしたら、すぐに会社へ行く時間。