そのまま、朋ちゃんは朋ちゃんの恋バナを話してくれた。 ~朋佳 side~ 中学1年生のころ、私は男子からモテていた。 いつの間にかファンクラブもできていた。 告白してくる男の子がくるが、私はいつもその人たちをふってきた。 別に好きじゃないからだ。 今日も男子に告白された。 「今日で何回目?」 「2回。」 「二回!? すごー。」 菫とそう話して、私は帰ろうと校門へと足を運んだ。